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まともな事を書きます

大学生活2年目の夏 No.4 文章を書くときに気をつけている3つのこと

高校を卒業し大学生になると文章を書く機会が一気に増加します。ウイルスが蔓延る前の大学生活を経験していないのでそれ以前についてはなんとも言えませんが、オンライン授業の普及によって「ちょっとしたレポートや感想を書くことで出席とします」みたいな授業が出てきたものだから尚更です。

私は高校時代、でんぐるまひろしの集う鉄道研究部に所属し貴重な青春時代をドブに捨てながら高校生活を送っていました。比較的高頻度で部誌を発行する部活だったので文章を書く機会というのも沢山ありますし、もちろん他の部員が書いた文章も見ますから文章を書くことを生業としている人のちゃんとした文章だけでなくズブの素人が書いた文章に触れる機会もたくさんありました。誰もが認める底辺高校に所属する生徒の文章ですから彼らの文章はなかなかに見応えのあるものです。推敲のために小学生の読書感想文みたいな文を何度も読まされる俺の気持ちが分かるか。

そういった中で感じた「この文章の構造ちょっと気持ち悪いな」というモヤッとした点を自分の文章にフィードバックしてきた事が現在自分が書く文章の下地となっています。

ちなみにそのモヤッとした部分は言ったところで何の得にもならなし空気が悪くなるので自分にフィードバックするだけで相手には黙ってました。最低ですね。

 

ということで今回は自分が文章を書くときに気をつけている点をご紹介したいと思います。まあだいぶ初歩的な話なのでブログ書いたりしてるような人は特に気にしなくてもナチュラルにできてそうな事ばっかりなんですけど。

 

① 同じ接続詞を繰り返さない

同じ接続詞が何度も繰り返されているとちょっと引っかかる文章になりがちです。「何とかのかんとかの何とかに」って文章、ちょっと気持ち悪くないですか。同じ接続詞が連続するのは割とナチュラルにやってしまいがちですが、語順を入れ替えたりすれば改善できたりするので解消は比較的容易です。語順を入れ替えるとは言っても元のニュアンスを維持したまま直すとなると入れ替える箇所が複数に及ぶのでパズルをやらされているような気持ちになります。

 

② 同じ語尾を繰り返さない

これも繰り返すと引っかかる文章になるパターンですね。ひどい例だとひたすらに語尾がですます調の文章を書く人がいたりします。というよりいました。ですます調以外のバリエーションが無いとマジで小学生の読書感想文みたいな文章になるので気をつけましょう。同じ語尾を使うときは2文ぐらい空けて使うと良いかもしれません。

そのためには表現の引き出しを多く持っている必要があります。俺は語彙が低いのでめちゃくちゃ苦労しています。(←こういうのが良くないです。ちょっとモヤっとしませんか?この場合は「必要があります。」を「必要がありますが、」で繋げるようにすると違和感が抑えられていい感じ。)

語彙が低くても手っ取り早く表現のバリエーションを増やせる素敵な方法が「口語調で書くこと」です。口語調だと語尾の縛りが比較的緩く、表現の少なさに困ることがあんまりありません。

もちろん、本当に文章が上手い人は限られた語尾の選択肢からでも違和感のない文章を生み出せるのでしょうが、生憎自分はそんな高度なことができる人間ではありませんから、このようにしてお茶を濁しているのです。レポートなんかは特有の文体というものが存在するのでこれに合わせると途端に拙い感じのする文章になってしまいます。まだまだ未熟ですね。

 

語尾に気をつける箇所としてもう一つ、改行前の文末も要注意です。一部だけ見れば違和感がなくとも、文末で同じ語尾を繰り返すとこれもまた拙い文章に見えてしまいます。夏休み前に提出したレポートを今になって読み返したら8割ぐらいの文末がである調で終わっていて我ながら酷い文章だなあと思いながら眺めています。

 

③画像や図がなくても話が成り立つようにする

旅行記とか書くとき、写真貼っつけて短文を散らすみたいな文章書きがちじゃないですか?やりがちですよね。(自己完結)こういうのも拙い感じの文章に見えてしまうので、まずは写真が無くとも話が成り立つように文章を作って、そこに写真を散らしいく感じで書くといい感じになると思います(当社比)。

 

 

まあ3つめはおまけ程度であって、上の2つだけで比較的違和感のない文章になると思うのでぜひお試しあれ。既にちゃんとした文章を書けている人は「雑魚がなんか適当なこと言ってるw」とでも思って聞き流してください。