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まともな事を書きます

大学生活2年目の夏 No.3 心の安寧と人間的成長の天秤はどちらに傾くか

現代人とストレスは切っても切れない関係であり、ここ最近では元々形成されつつあったストレス社会に皆様ご存知のウイルスが追い打ちをかけるかのように現れ、世は大ストレス社会の様相を呈しています。

そんな大ストレス社会の中でも私は特に大きなストレスや面倒事もなく極めて穏やかに生活できているわけですが、その源流を辿ると陰キャ故の人との関わりの薄さに辿り着くのだから悲しくなってくるものです。現代社会におけるストレスの大半は人と人との関わりから生じるものですから、人と関わらない陰キャがストレスフリーなのは自明ですね。

それともう一つ、向上心のかけらもない、妥協に妥協を重ねるカスみたいな生き方をしているのも自分がストレスフリーでいられる源ではないのかと思っています。

 

ここ1、2年の間は皆さんご存知ウイルス騒ぎによって旅行や外出、挙句の果てには外で飯を食うことすらよろしくない世界になってしまいました。

旅行に出て写真撮って家で現像しながらニチャつくのを生きる糧としていたオタクにはだいぶ厳しいですが、そのような状況に放り込まれても「まあ旅行できんくても家で本読んだりしてだらだらしてても普通に満足だしなぁ」「そもそも本にいっぱい金溶かしてるのでウイルス無くても旅行できてたか怪しいんだよな」と妥協や言い訳で自分を納得させられるわけです。我ながらだいぶ生きやすい性格してますね。

ですが、それは裏返せば大して努力もしないので成長しないカスであることも意味しています。何かを成すことのできる人は現状に満足せず、より高い所を目指して努力するから成長し、その結果として何かを成し得るのです。

それに対して俺はどうでしょうか。現状になんやかんやで満足できるので特に不満もないですし、高みを目指す欲も大してありませんから、ろくに努力もしませんし、もちろん努力をしないのだから結果が付いてくることもありません。「まあ一人ならそれはそれで気楽だしいいか」とろくに他人と関わろうとしないせいで大学に友達がいないのが非常にわかりやすくて良い例ですね。

新しく何か始めようと思っても壁に当たれば引き返してしまうので早々に諦め、今でも写真ぐらいしかクリエイティブな趣味のない極めてつまらない人間になってしまいましたが、やはり心穏やかに毎日を過ごせているのでこの性格も良くないよねと一概には言えません。

自分に厳しいが故にしょっちゅう病みまくっている人からしたら羨ましいのかもしれませんが、ろくに努力も成長もできないというのも困りものです。

 

まあ結局のところは無いものねだりであって、誰もが隣の芝は青く見えるということなのでしょうね。