卒業式や入学式・入社式などなど、春は出会いと別れの季節です。
1年を特に何をするでもなく無為に消費した人間にはそもそも出会いがなかったので別れなんぞあったものではないですが、出会いはたくさんありました。
先日には大学の入学式があり、我々2年次の学生も新入生のおまけとして参加させてもらい、1年が経過してからようやくまともに他の学生と顔を突き合わせることができました。片手の指で数えれば足りる人数ですが、話をできる人もできたのでしばらくは大学で孤独を味わうことは無いでしょう。多数の人と上手くやっていける質ではないのでたとえ1人であっても話せる人ができただけでおたくクンには上出来です。
まあそれはそれとして、最近は新しい機材が次々と増えています。旅行するのが憚られるようなこのご時世ですから、オタクがバイトで稼いだ給料が還元される先はカメラか本ぐらいしかありません。
ここ最近のブログは新機材の話ばっかりでしたが、3月も機材が増えました。3月はなんと2つです。
My new gear… pic.twitter.com/UrjM48WkPt
— 西 (@Ni4mc) 2021年3月2日
まずはこちら。変態レンズと名高いズーム単焦点ことシグマの18-35mmF1.8です。
前々から目をつけていたのでヤフオクを定期的に監視していたら、なんと4万で落札できてしまいました。ちょうど2000円のクーポンもあったので送料を差し引いても3.9万円です。すごい
「レンズ前枠にヒビがあります」という少し不穏な要素もあったのですが、シグマのレンズ修理料金は1～2万程度だそうなのでだいたい5～6万という中古相場を考えれば仮に修理したとしても余裕でペイできます。
文字のプリントがかすれていたりと外装はなかなかにくたびれていますが、実用上は何ら問題ありません。
問題の前枠ヒビですが、フィルターねじが破壊されていたので前の持ち主がフィルターを付けるときに変なねじ込み方をして破壊してしまったのでしょう。フィルターは使わない派の人間なので不便は感じませんが、ぶっ壊れたレンズを使っているというのも気分が良いものではないので気が向いたら黒川のシグマに持っていってピント微調整のついでに会津送りで直してもらおうと思います。
18-35はでかくて重いと聞いていたので身構えていましたが、いざ蓋を開けてみると17-70より少し大きくなった程度でした。これぐらいなら無問題です。
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— 西 (@Ni4mc) 2021年3月18日
2つめはこれ。SAMYANGの10mmF2.8です。現状のラインナップでは広角端が17mmだったので、欠けていた超広角の枠を埋めてもらいました。
到着した順番は18-35のほうが先ですが、実は10mmのほうが先に注文していたんですよね。
SAMYANGの10mmって普段は5万ぐらいするレンズなんですが、突然ヨドバシ・ドット・コムで約2.5万円まで値段が下がっていたんです。
前から目をつけていたレンズが半額となれば飛びつかないわけがないでしょう。ちなみに今は5万に戻っています。
発注したのが2月で、取り寄せでの発注と書いてあったのでそれなりに待たされるのは覚悟の上で発注しました。半額ならばいくら待たされたって文句は全くありません。
発注後にヨドバシから「納期は4月中旬になりそう」とメールが来たので4月のnewgear枠にしていたのですが、3月の半ばに突然ヨドバシから「発送しました」とメールが届き、その翌日には着弾しました。
かっこいいね。前玉がでっかいのと、そのでっかい前玉に合わせて作られた組み込みレンズフードを備えているので収納時には結構かさばりますが、でかいのは頭だけなのでカメラに付けるとあまり大きさを感じません。
ちなみに収納時の大きさは18-35と同じぐらい。
半年前までは一眼1機とレンズ2本しかありませんでしたが、機材置き場もだいぶ賑やかになってきました。流石にそろそろ防湿庫を買わねば。
先週はお散歩がてらjupiterと18-35で桜を撮ってきたのでここで出そうと思ってたんですが、newgearの話だけでけっこう長くなってしまったので桜の写真はまた別の機会にまとめようと思います。
2021/5/14追記:書きました。
