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まともな事を書きます

Zenfone6(2019)のブートローダーをアンロックしてカスタムROMを焼く

スマホを変えました。

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こいつです。

 

今まで使っていたOnePlus6を買ったのが2018年の6月なのでなんだかんだで2年も使ってたんですね。

流石はフラグシップ機といった所でOP6は今でもサクサク動きますが、最近ストレージがカッツカツでなおかつOP6はMicroSD非対応なので、「そろそろ2年経ったしMicroSD挿せるスマホに替えるか」ということでスマホを替えることになりました。

MicroSD対応で、ミドルハイ以上のスペックがあって、FMラジオが付いてたらなお良い、カスタムROMで遊ぶのもやってみたい。という条件で、買おうと思っていたスマホは当初RedmiNote 9sでした。Zenfoneは高かったので。

ところがRedmiを買いに行った店でZenfone6が思いの他安くなってたのでついZenfoneの方買っちゃいました(照)

海外の64GB仕様だけどMicroSDで無限に拡張できるので無問題。容量食ってんのほとんど音源だし。

 

 

ということで購入して帰宅後即ブートローダーアンロックしてROMを焼きました。めちゃくちゃ遅筆なのでもう1ヶ月ぐらい前の話です。あと当時はブログに書く気なんぞ1ミリもなかったのでスクショはほぼ皆無です。ご容赦を。

 

 

ブートローダーをアンロックする

長くて入力が面倒なのでこれ以降はBLUで行きます。

Zenfone6(これも以下Zen6と略)にはASUSから公式でBLU用のツールが配布されています。

 

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ここにアクセスして「Driver&Tools」から「Please Select OS」で「Android OS」を選択。

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一番上に出てくるこれがBLUツールです。

 

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BLUツールはapkになっているので、これを端末にダウンロードしてインストールします。インストールしたアプリを開くと、「ええんか?本当にええんか?」的な表示がされるので、「同意する」にチェックを入れてアンロックボタンを押します。

すると端末が再起動され、ブートローダーがアンロックされた状態になります。

申請をして数週間待つとかも無くapk入れて実行して終わりです。めちゃくちゃ楽。

 

TWRPを焼く

次にお馴染みのTWRPを焼きます。Zen6はオフィシャル版があるのでTeamWin公式にアクセスして、下の「Download Links」から「Primary(Americas)」か「Primary(Europe)」のどっちかから最新版のimgとインストーラーのzipをダウンロードします。何故かアメリカと欧州の2択から選ばされますが多分どっちでも行けます。

 

ダウンロードしたら、Zen6の音量↑+電源ボタン長押しでfastbootモードを立ち上げてadb環境のあるPCと繋ぎます。次にShift+右クリックでPowerShellを開き、「fastboot boot (後ろにスペース)」を入力し、TWRPのimgファイルをウインドウにドラッグアンドドロップします。それでEnterを叩くとTWRPが起動するはずです。

ただ、この段階ではPCからimgを送り込んで起動させているだけなので、端末に常駐させるにはインストーラーのzipを焼く必要があります。

 

ROMを焼く

まず下準備として、スロットAのデータをスロットBへコピーさせるzipをここからダウンロードしてadb sideroadで焼きます。adb sideroadはTWRPでも実行できるのでPCから実行しなくてもOKですし、もちろんPCから実行しても構いません。

これをしないと文鎮化のリスクがあるらしいです。最初にLineageOSをインストールした時はこれをすっ飛ばしても何故か上手く行っちゃったのですが、LineageOSからHavocOSに乗り換えたときはブートループしちゃったのでこのzipを焼いたら正常に起動するようになりました。

 

ここから先は色々な所で説明されているカスタムROMの焼き方と同じです。

ROMのzip、OpenGappsのzip、root環境が欲しければMagiskのzipをダウンロードし、端末の内蔵ストレージに移動しておきます。

TWRPを立ち上げて、「wipe」から「Advanced wipe」をタップし、「dalvic」「cache」「system」「data」の4つを選択してwipe、そしたらTWRPのホームに戻って「install」からROMのzipをインストールします。

ROMのzipを選択してから「add more zip」でOpenGappsとMagiskを選択すればROMと同時にインストールできますが、私はひとまずROMが正常にインストールできたことを確認して安心したいのでROMのインストール完了後にTWRPからOpenGappsとMagiskを焼いてます。

これで晴れてカスタムROMの導入が終わりました!!!!!やったね!!!!!

 

Zenfone6のカスタムROM

Zefone6はASUSソースコードを公開しているので、流石にGoogleやXiaomiの端末ほどではないですがカスタムROMの種類はけっこう豊富です。オフィシャルビルドがある物に絞ると、

  • LineageOS
  • HavocOS
  • AEX(AOSPextended)
  • BlissRoms
  • Omnirom
  • ArrowOS

の6つが選べます。今の所(2020/12/23)はBlissRomsにAndoid11のビルドがあるみたいですが、他はAndroid10のようです。

 

今まで使ったのはLineageOSとHavocOSですが、HavocOSの方がスマートキー等端末固有の機能にもしっかり対応していて、なおかつカスタマイズ性も高いので優秀かなと思います。ただHavocOS、AudioFXが入ってないのでシステムからイコライザーをいじれないんですよね。その辺が小さな不満。

Lineageも決してダメというわけではなくて、OTAのように簡単にアップデートができる所など良いところもあるのですが、カスタムROMの中ではカスタマイズ性が低いかなと。あとインストールしたりアップデートする度にリカバリーをLineage独自のやつに書き換えてくるのやめて欲しい。

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なんだかんだでこの端末もまだ1ヶ月ぐらいしか使っていないので話せる事はだいたいこんなもんです。別のROMに変えたりしたらまた追記するかもしれません。

では。