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西町北21丁目

まともな事を書きます

西町的RAW現像小技集

はじめに

リアルが忙しすぎて(本当か?)ブログをずいぶんと放置してしまいました。

ni4mc.hatenablog.com

最後に書いたものであるこれを投下したのがもう67日も前の話だそうです。なんてこった。現状バイトと大学で週休0日の生活をしているので、たっぷり休める時間は夏休みまでお預けかもしれません。

まあそんなことはどうでもいいとして、今回はRAW現像のときに役立つかもしれない小技だとかちょっとしたテクニックを書いていこうと思います。いろんなオタクがこんな感じで自分の使うテクニックを開示したらみんながいろんな表現をできるようになって素敵だと思います。後は分かるな?

そもそもこんなことを書こうと思ったのは先日オタクが「RAW現像わかんねー」とツイートしているのを見て、大昔に考えたアイデアが再浮上してきたからです。分かる。俺もRAW現像なんもわからん。

とまあ、こんな感じの適当なノリで書き始めているので何を書こうかも未だに思いついていません。いっぺん公開した後もなんか更新するかもしれないです。

斜に構えオタクなので現像ソフトは全人類が使っているLightroomではなくDxO PhotoLabを使っていますが、ここで挙げる調整に使うものはだいたいLightroomにもあると思います。知らんけど。

 

おしながき

 

ブラックは持ち上げて、シャドウは落とす

トーンカーブ・トーン補正オフ

トーンカーブ・トーン補正オン

RAW無補正の画は往々にして黒がやたら濃厚になりがちです。日中の日陰なんかは特にやたらコントラストの高い濃い目な味付けになってしまいがちです。
そこでだいたいの写真はまずトーンカーブの一番右下の所を+5ぐらい持ち上げます。これで真っ黒の部分が少しマイルドになってくれるのでこれだけで割と変わりますが、トーン補正の「ブラック」も同様に少し持ち上げて暗部の特に暗い部位を全体的にマイルドにしてもらいます。

とは言え、これだけだと画がすこしのっぺりしてしまうので、シャドウを少し下げて釣り合いを取ります。

これで日陰の不自然な暗さはけっこう低減できると思います。俺はだいたいの写真でまず最初にこの工程を入れるので、必須と言っても過言ではないかもしれません。

あ、あとコントラストをいじる時はトーンカーブとトーン補正のほうがかなり細かい調整が効くので優秀です。なのでコントラストのスライダーは滅多に使っていません。かわいそうだね。

 

露出補正をいじったらトーンもいじろう

暗く撮りすぎたとか明るく撮りすぎたという場合には話は別ですが、暗いほうが雰囲気の出るシチュエーションやその逆でもっと明るくするほうが雰囲気の出るシチュエーションは存在します。しかし、ただ露出補正で下げるだけだと漆黒が誕生したり白が大爆発してしまいます。そういう時は下げたならシャドウとブラックを、上げたなら中間トーンとハイライトをいじってあげると良いでしょう。

ここから

暗くしたなら

調整する

 

 

青色は万能

画がちょっと青くなるとスッキリした印象になったりするので青色はけっこう万能です。青色フィルターを乗っけるとかのやり方もありますが、手っ取り早くてかつお手軽なのはホワイトバランスを青色に降る事です。

実際俺はカメラのオートホワイトバランスをかなり青色に振り切った設定にカスタムして撮っています。現像のときにはこれにシアンとか青のフィルターを少し乗っけているので俺の写真は総じてデフォよりかなり青色が濃いめです。

f:id:Ni4mc:20220517090006j:image

この下にWB太陽光・カラーフィルター切とWB撮影時設定・カラーフィルター入をそれぞれ何枚か乗せていきますが、けっこう印象が変わるのが分かると思います。

WB太陽光・カラーフィルター切

WB撮影時設定・カラーフィルター入

WB太陽光・カラーフィルター切

WB撮影時設定・カラーフィルター入

WB太陽光・カラーフィルター切

WB撮影時設定・カラーフィルター入

じゃあ暖色寄りにするシチュエーションはどんな時があるのかと言うと、古めの木が多めの建築だとか、ゆるっとした雰囲気を作ったりするときに役立ちます。

セピア調色+茶フィルター

セピア調色+暖かいトーン


青色をちょっとシアン寄りにする

デフォの色では青色はどうにもマゼンタっぽくなりがちです。カラーフィルターで青を乗っけた時も純粋な青を乗っけているのでやはりどうにもマゼンタがかった色になりがち。

そこでHSLでちょちょいっと青の色相をいじったり、WBの緑かぶり補正を使って青を好みの感じにチューニングしてあげると良いでしょう。HSLは特定の色だけチューニングできてかなり便利なので使えるようになるとかなり表現の幅が広がると思います。

before

after

 

トーンカーブでブラックに緑を盛る

これは暗い写真はよく使います。理屈はよく分かりませんがブラックに緑を乗っけるとちょっといい感じになります。

before

緑を+3持ち上げ

ちょっと印象違うでしょう?+3盛るだけでこれだけ変わるのでかなり繊細な調整が必要になります。緑を盛るだけじゃなくて緑+4青+3ぐらいに少し青の比率小さめで青と緑を合わせてもけっこう良いです。

 

RGBトーンカーブはこれ以外にもけっこう色々な使い方ができるので、使いこなせるようになると楽しいですよ。

 

(今のところは)おしまい

とまあ、自分がRAW現像で使っている小技をパッと出てきた5つ挙げました。たぶん他にもなんかしらあると思うので思い出してなおかつブログに書き残すやる気があれば適宜追加しようと思います。ひとまずはこんなところです。

書き終わって時計を見たらいつの間にか日付が変わっていたのでさっさと寝ます。おやすみなさい。