年末にDA55-300を買ってから早くも1ヶ月が経ってました。
1ヶ月近く使ってきてなんとなくこのレンズの長所短所みたいなものがわかってきたので書いていこうと思います。(2018/03/19日:加筆&写真を追加)
大きさ・機能性とかについて
沈胴機構を搭載しているので持ち運びにはかなりコンパクトなのです。重量もかなり軽いので取り回しやすいので旅行用とかにかなり良いのではないでしょうか。
欠点を頑張って挙げるとすればこのレンズ、ズームするとものすごい伸びます。めっちゃ伸びます。
沈胴時。持ち歩きや収納する時はかなりコンパクト。
広角端(55mm)の状態。沈胴時より少し伸びました。
望遠端(300mm)の状態。沈胴時の2倍近くまで伸びました。
とまあこんな感じにかなり伸びるのですが重量バランスが不安定になることも特にないですし見栄えが悪くなる程度のものです。
あとこのレンズ、防滴なので雨や雪の中でも普通に使えます。
首都圏が大雪でドッタンバッタン大騒ぎになっていた時も人間さえ平気ならなんの問題もなく撮影できます。
AFとかについて
このレンズを買う前はシグマの18-250を使っていたのですがこのレンズは何よりAFの駆動音がものすごい静かなんです。
新しいレンズのフォーカスがどれぐらい静かでやばいかって言うと前のレンズと比較してこれぐらいやばいです pic.twitter.com/LOXGAh237s
— 西 (@Ni4mc) 2017年12月24日
普段撮り鉄をしていても気持ちよくスパスパ合焦してくれます。
あと、AFが迷った時は無限遠↔最短撮影距離を1往復するとものすごくゆっくりフォーカシングするようになります、そんな時はクイックシフトフォーカスで大体のところまで合わせてから再び爆速AFが息を吹き返します。
描写について
絞らないと安心できないマンなので専らF8ぐらいまで絞っていますが開放からかなり安定した描写なので絞らずともかなり良い画を吐き出してくれます。あと260mmぐらいまで開放F値がF5.6で粘ってくれます
全体的に色の出方の傾向としては少しウォームな感じです。個人的に空の青い色なんかは18-250のそれと比べて「う~ん何か足んねえよなあ?」って感じになります。RAW現像の時にWBを調整すれば良い話ですが
その辺を除けばコントラストも高くて価格を考えるとかなり優秀な描写をしてくれると思いますよ。
そして個人的に割と大きい欠点
それは...
円形絞りなので光条がしょぼい!!!!!!!!
光条大好きマンなので怒っています。なぜ最近のレンズはどれも円形絞りの光条がしょぼいレンズばかりなのでしょうか。
そしてDA55-300も例に漏れず光条がしょぼいです。
まあぶっちゃけここは「気になる人は気になる」って程度のものなので円形絞り万歳の方々にはむしろ大歓迎なのでしょう。
最後に
約1ヶ月の間に使ってきて欠点と言える欠点が“ズームした時にものすごい伸びる”と“円形絞りなので光条だいすきマンの俺には少し物足りない”程度のものしかありませんし、カタログスペック等の数字に出ない所では何ら不満はありません。
この性能で満足できるなら「軽い・小さい・写りが良い」と三拍子そろった良いレンズだと思います。
いわゆる旅行レンズとしては最強なんじゃないでしょうか。
とまあこんなところでレンズの話はお終いにしてぶっちゃけると「1ヶ月近くこのブログを放置していたのでこのまんまだと永久に放置しかねないしなんか記事書かないとな~ せや!新しいレンズ買ってから1ヶ月経ったしその話書くか!」ってなってこの記事を書いたんですが現にこのレンズ、大手サイトはおろかブログ等でもレビュー記事みたいなのがものすごく少ないんですよね。
このレンズを買った時の記事でも書きましたが「DA55-300の購入を検討してるけどどうすっかな~」的な人の背中を少しぐらい押せたらいいなーとか思ったりしています。まあこのクソブログ、検索しても相当後ろの方にしか出ないんですが。
とまあこんな感じです。次の記事まで何日このブログを放置するのかお楽しみに。